ミッション 専用server設定

練習用の番号から、本来の番号へ

ここまで自分のサイトは 8081 番で動かしてきました。80 番にはデフォルトのページが居座ったままです。この章の締めくくりとして、自分のサイトを 80 番に引っ越させます。

やることは2つです。デフォルトを退かせ、自分の設定の待ち受け番号を変えます。

デフォルトを退かせる

3章の最初で見たとおり、有効になっている設定は sites-enabled のリンクです。消すのはリンクのほうで、実体には触れません。

rm /etc/nginx/sites-enabled/default

実体は sites-available/default に残るので、戻したくなればいつでもリンクを張り直せます。この「消さずに外す」という操作が、available と enabled を分けている理由でした。

待ち受けを 80 番にする

server { listen 80; server_name mysite.local; ... }

listen の番号を書き換えるだけです。ここでデフォルトを外しておかないと、80 番を待つ設定が2つになります。nginx は起動しますが、どちらが応えるかは server_name 次第になり、意図しないページが出ます。順番として、先に退かせてから引っ越します。

引き継ぐもの

この章で書いてきた設定は、番号を変えても全部そのまま効きます。

  • /works/ を別のディレクトリから配信する location
  • 存在しない URL で自分の 404 を返す error_page
  • サイト専用のアクセスログと、末尾に処理時間を足した形式

引っ越したあと、この3つが 80 番でも成り立っていることを1つずつ確かめます。設定を変えたときに「トップページが出たから大丈夫」で済ませると、細かいところが壊れたまま気づけません。

反映は、いつもの3手

nginx -t systemctl reload nginx curl -sI http://localhost/

書く、検査する、反映する。そして確かめる。この章で身につけた手順を、そのまま最後まで使い切ります。

手を動かす

デフォルトを外し、自分の設定を 80 番に引っ越して、この章で作った仕掛けがすべて 80 番で動く状態にします。

ヒント

  • 1. rm /etc/nginx/sites-enabled/default でデフォルトを外す
  • 2. mysite.conf の listen を 80 に書き換える
  • 3. nginx -t のあと systemctl reload nginx で反映する
  • 4. curl で / と /works/ と存在しない URL の3つを確かめる
  • 5. 専用のアクセスログに記録が増えていることを見る

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