importの基本
このレッスンでできるようになること。import 文で標準モジュールを読み込み、math の端数処理を家計簿の計算に使えるようになります。
標準モジュールは最初から入っている
Python には、インストールしなくてもすぐ使える部品がたくさん同梱されています。これを標準ライブラリと呼びます。標準ライブラリはモジュールという単位に分かれていて、使いたいモジュールを import 文で読み込んでから呼び出します。
import math
print(math.ceil(3.2)) # 4
print(math.floor(3.8)) # 3import math と書くと math という名前が使えるようになり、その中の関数は math.ceil のようにドットでつなげて呼びます。読み込みはファイルの先頭にまとめて書くのが Python の習慣です。
家計簿で端数が出るところ
入門で作った家計簿では、割り勘や税込計算のたびに端数が出ていました。/ で割ると小数になり、そのまま表示すると 1666.6666666666667 のような読めない金額になります。
math.ceil(x)は x 以上で一番小さい整数を返します。切り上げですmath.floor(x)は x 以下で一番大きい整数を返します。切り捨てです
割り勘の請求額は、集めた金額が足りなくなると困るので切り上げが安全です。逆に、割引やポイントの計算は切り捨てにするのが一般的です。どちらを使うかは仕様で決まるので、迷ったら「足りなくなって困るのはどちらか」で考えてください。
つまずきやすいところ
import math を書き忘れると NameError になります。また math.ceil は必ず整数を返すので、戻り値を str() で包まずに数値のまま計算に使えます。
要件
- math モジュールを import すること
- 1人あたりの金額を math.ceil で切り上げて返すこと
- 戻り値は整数にすること
入出力例
warikan(3000, 4) → 750
warikan(5000, 3) → 1667
warikan(2850, 4) → 713ヒント
編集 LuaGate編集部