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Linuxテキストツール
パイプとリダイレクト

Linuxテキストツール

パイプ、正規表現、grep、sed、awk、find、圧縮を学び、テキストとファイルをコマンドで効率的に検索・加工できるようにします。

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テキスト処理とパイプ活用
01. パイプとリダイレクト5分
02. 文字列検索 grep5分
03. 正規表現入門5分
04. grep 応用:正規表現5分
05. テキスト加工 sed5分
06. 列処理 awk5分
07. パイプ活用:実践的なコマンド連携5分
08. テキスト処理チェック5分
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ファイル検索と圧縮・解凍
01. find でファイルを検索する5分
02. ワイルドカードとグロブパターン5分
03. ファイルの圧縮と解凍5分
04. stat でファイル情報を確認する5分
05. ファイル管理チェック5分

パイプとリダイレクト

パイプとリダイレクト

一時ファイルを作ってから数えるのがつらい

/etc の下にファイルがいくつあるか数えたいとします。素直にやると、こうなります。

ターミナル

$ ls /etc > /tmp/etc-list.txt
$ wc -l /tmp/etc-list.txt
147 /tmp/etc-list.txt

答えは出ましたが、用のない /tmp/etc-list.txt が残りました。数えるたびに置き場所と名前を考え、あとで消して回ることになります。

パイプ | は、前のコマンドの出力を次のコマンドの入力にします。間にファイルを挟まず、そのまま渡せます。

ターミナル

$ ls /etc | wc -l
147

つなぐ数に制限はありません。左から右へ、出力が入力へと流れていきます。

ターミナル

$ ls /usr/bin | sort -r | head -3
zless
zip
zgrep

ls が出した一覧を sort -r が逆順に並べ替え、その結果を head -3 が先頭 3 行に切り詰めています。途中の出力は画面に出ず、いちばん右のコマンドの結果だけが見えます。

Linux のコマンドは、1 つで完結する大きな道具ではなく、1 つのことだけをする部品として作られています。wc は数えるだけ、sort は並べ替えるだけ、head は先頭を切り出すだけ。それぞれが小さいままで役に立つのは、パイプでつなげるからです。覚えるコマンドを増やすより、つなぎ方に慣れるほうが早く効きます。

結果が画面から流れて消える

パイプでつないだ先は画面です。結果を残したいときはリダイレクト > を使います。> は毎回ファイルを空にしてから書き込み、>> は末尾に足していきます。

ターミナル

$ ls /etc | wc -l > /tmp/count.txt
$ cat /tmp/count.txt
147
$ ls /var | wc -l >> /tmp/count.txt
$ cat /tmp/count.txt
147
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解説

> は、右のコマンドが失敗したときでもファイルを空にします。中身が要るファイルに向けて > を打つ前に、行き先の名前をもう一度読んでください。

エラーだけが画面に残る

存在しないディレクトリを見にいくと、ファイルへ送ったはずのメッセージが画面に出ます。

ターミナル

$ ls /no/such > /tmp/out.txt
ls: cannot access '/no/such': No such file or directory
$ cat /tmp/out.txt
$ ls /no/such > /tmp/out.txt 2>&1
$ cat /tmp/out.txt
ls: cannot access '/no/such': No such file or directory

エラーメッセージは通常の出力とは別の口から出ていて、> が捕まえるのは通常の出力だけだからです。両方を同じ行き先へ流したいときだけ、末尾に 2>&1 を足します。

課題

  1. echo でテストデータを作る
  2. パイプ | で grep につなぐ
  3. 'an' を含む行を抽出する

ヒント

echo -e で \n を改行として扱える

echo の出力を | で grep に渡す

grep 'パターン' で部分一致検索

script.sh
script.sh
エディタを読み込んでいます
ターミナル出力