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Linuxテキストツール
列処理 awk

Linuxテキストツール

パイプ、正規表現、grep、sed、awk、find、圧縮を学び、テキストとファイルをコマンドで効率的に検索・加工できるようにします。

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テキスト処理とパイプ活用
01. パイプとリダイレクト5分
02. 文字列検索 grep5分
03. 正規表現入門5分
04. grep 応用:正規表現5分
05. テキスト加工 sed5分
06. 列処理 awk5分
07. パイプ活用:実践的なコマンド連携5分
08. テキスト処理チェック5分
2
ファイル検索と圧縮・解凍
01. find でファイルを検索する5分
02. ワイルドカードとグロブパターン5分
03. ファイルの圧縮と解凍5分
04. stat でファイル情報を確認する5分
05. ファイル管理チェック5分

列処理 awk

3 列目だけ欲しいのに、行ごと出てくる

サービスとポートの一覧から、ポート番号だけを取り出したいとします。

ターミナル

$ cat /tmp/services.txt
web01 nginx 80
db01 mysql 3306
cache01 redis 6379
$ awk '{ print $3 }' /tmp/services.txt
80
3306
6379

awk は 1 行を読むたびに、空白で区切って $1 $2 $3 と名前を付けます。波括弧の中に書いた print $3 が、行の数だけ繰り返されます。行全体は $0、いちばん右の列は $NF です。列数が行によって変わるログでも、$NF なら末尾を確実に取れます。

複数の列を並べて出すときは、print $1, $3 のようにカンマで区切ります。カンマを入れると間に空白が 1 つ入り、カンマを書かずに print $1 $3 とすると、区切り無しでつながって出ます。

区切りが空白ではない

ユーザー一覧のような、記号で区切られたファイルもあります。

ターミナル

$ head -3 /etc/passwd
root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
daemon:x:1:1:daemon:/usr/sbin:/usr/sbin/nologin
bin:x:2:2:bin:/bin:/usr/sbin/nologin

このままでは空白が無いので、行全体が $1 になってしまいます。-F で区切り文字を教えます。

ターミナル

$ awk -F: '{ print $1 }' /etc/passwd | head -3
root
daemon
bin

CSV なら -F,、タブ区切りなら -F'\t' を渡します。

全部の行は要らない

波括弧の前に条件を書くと、条件に合った行だけが処理の対象になります。

ターミナル

$ awk '$3 > 1000 { print $1 }' /tmp/services.txt
db01
cache01

3 列目が 1000 より大きい行だけを選び、その 1 列目を出しています。行を絞るだけなら grep でもできますが、grep が見るのは行の文字並びです。awk は列を数値として比べられるので、「何番目の列がいくつ以上」という絞り方ができます。

条件には文字の一致も書けます。awk '/redis/ { print $3 }' のようにスラッシュで囲むと、その語を含む行だけが対象になります。数の大小と文字の一致を、同じ場所に書き分けられます。

解説

条件だけ書いて波括弧を省くと、一致した行がそのまま出ます。awk '$3 > 1000' /tmp/services.txt は、絞るだけで加工しない書き方です。

課題

  1. echo でデータを作る
  2. awk を使う
  3. 2 列目だけ出力

ヒント

awk のフィールド変数は $1, $2 ...

print $2 で 2 列目を出力

echo -e で複数行を準備

script.sh
script.sh
エディタを読み込んでいます
ターミナル出力