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Claude Code入門:良い指示とレビュー
つくる:レビュー一巡

Claude Code入門:良い指示とレビュー

Claude Codeへの指示とレビューの基本を学び、作業内容を確認するコースです。

1
良い指示の出し方
01. 要件の伝え方5分
02. 受け入れ条件6分
03. タスクを分割する6分
04. 計画させてから実行6分
05. CLAUDE.mdを書く6分
06. つくる:指示の型6分
07. 第3章クイズ5分
2
レビューと安全
01. 生成コードを読む6分
02. 自分で試験する6分
03. テストを書かせる6分
04. 危険な操作の見極め6分
05. 修正の往復6分
06. つくる:レビュー一巡7分
07. 第4章クイズ5分

つくる:レビュー一巡

章の総仕上げ

この章で扱った4つを、1回の依頼の中で全部使います。

プレーンテキスト

読む   意図と入力と副作用を確かめる
試す   端を叩く。空、0、負、極端
書かせる  確かめた項目をテストとして残す
止まる  取り返しのつかない操作の前で手を止める

この4つは順番に並んでいます。読んで、試して、テストにして、危ない操作を弾く。これが1周まわると、生成コードを実務に入れられる状態になります。

依頼の前に決めておく

今回作るのは、月の予算に対する残額を出す関数です。頼む前に、自分で決めておくことがあります。

プレーンテキスト

入力の形   予算の金額と、支出のリスト
出力の形   残額の整数
使いすぎ   予算を超えたとき、負の数で返すのか 0 で止めるのか
数えない値  支出に数値でないものが混ざったらどうするか

3つめと4つめは、決めなければ AI が決めます。予算を超えたときに 0 で止める実装と、マイナスで返す実装は、どちらもありえます。どちらが欲しいかは仕様の話なので、AI には決められません。

依頼のあと

コードが返ってきたら、順に確かめます。

プレーンテキスト

1  支出のリストを書き換えていないか読む
2  空リストを渡して、予算がそのまま返るか試す
3  予算ちょうど使ったときに 0 が返るか試す
4  予算を超えたときの値が、決めたとおりか試す

3が境界です。予算3000円で3000円使ったとき、残額は0です。ここが 0 にならない実装は、比較の向きを間違えています。

差し戻しの形も使う

期待どおりでなかったら、前の回の形で返します。入力と期待と実際の3つを揃えます。

プレーンテキスト

remaining_budget(3000, [1000, 2000]) が -0 ではなく 0 を返すはずですが、
実際には 1 が返りました。

この形なら1往復で直ります。「おかしいです」だと3往復かかります。

演習

kakeibo.py の remaining_budget を完成させてください。いまは支出をそのまま引いていて、数値でない支出が混ざると落ち、予算を超えたときの扱いも決まっていません。予算超過は負の数のまま返す方針で仕上げてください。数えない値の条件も、超過時の扱いも、必ず指示に書いてください。

完成条件

  • 触ってよいのは kakeibo.py だけです
  • 数値でない支出は無視し、予算超過は負の数のまま返します
  • remaining_budget 関数の戻り値で採点します

依頼

kakeibo.py の remaining_budget を完成させてください。数値でない支出の扱いと、予算を超えたときの扱いを指示で決めてください。

  • ・触ってよいのは kakeibo.py だけです
  • ・数値でない支出は無視し、予算超過は負の数のまま返します
  • ・remaining_budget 関数の戻り値で採点します

いまのコード

kakeibo.py

def remaining_budget(budget, expenses):
    """予算から支出を引いて残額を出す"""
    for e in expenses:
        budget -= e
    return budget

AI への指示

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