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GitHubの使い方入門|リポジトリ作成からPull Requestまでを画像で解説

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この記事のポイント

GitHubの基本的な使い方を画像付きで解説。アカウント作成、リポジトリ作成、コミット、プッシュ、Pull Requestまでの流れを初心者向けに説明。

執筆者

チョットデキル編集部

チョットデキルの編集部です。プログラミング学習に役立つ情報をお届けします。

取材協力

小澤 唯都
小澤 唯都IT開発会社代表 / ITコンサルタント

1993年、山梨県生まれ。東京理科大学を卒業後、大手ITコンサルティングファーム(フューチャーアーキテクト)へ入社。その後2018年に株式会社vicusを創業。上場企業向けIT研修事業では、1000人以上のエンジニアを育成。

プログラミングの学習を始めると、必ずと言っていいほど耳にする「GitHub(ギットハブ)」。 「エンジニアの必須ツール」とは聞くものの、いざ使ってみようとすると「用語が難しい」「操作を間違えてコードを消してしまいそうで怖い」と足踏みしてしまう方も多いのではないでしょうか。

GitHubは単なるコードの保存場所ではありません。世界中のエンジニアが協力して開発を行うための「共同作業のプラットフォーム」です。この記事では、2025年時点の最新UIに基づき、アカウント作成から現場で必須となる「Pull Request(プルリクエスト)」の流れまで、専門用語を噛み砕いて解説します。

この記事を読み終える頃には、GitHubに対する苦手意識が消え、自分のコードを世界に公開する第一歩を踏み出せているはずです。


GitHub 入門ガイド とは

Git の中央集約サービスで、世界中の開発者がコードを共有・レビューしている GitHub の使い方を、アカウント作成からプルリクエストまでステップで解説します。無料プランで個人開発もチーム開発も完結できます。

TL;DR 早わかりサマリー

  • GitHub は世界最大のソースコード共有プラットフォームで、エンジニアの履歴書代わりとして必須
  • リポジトリ作成 → push → Issue → PR → マージの基本フローを 1 時間で体験できます
  • 公開リポジトリ + README + 草 (毎日コミット) が、ポートフォリオの 3 点セット
  • GitHub Actions, Pages, Copilot まで使いこなすと、開発体験が劇的に変わります

1. GitHubとは?Gitとの違いを整理しよう

GitHubを使い始める前に、混同しやすい「Git」と「GitHub」の違いを整理しておきましょう。ここを理解しておくと、学習の効率が劇的に上がります。

Git(ギット)とは

Gitは、ファイルの変更履歴を記録するための「ツール(仕組み)」です。 「昨日の状態に戻したい」「誰がどこを書き換えたか知りたい」という要望を叶えてくれる、いわば「高機能なバックアップ・履歴管理システム」です。自分のPC内(ローカル環境)で動作します。

GitHub(ギットハブ)とは

GitHubは、Gitを使って管理しているコードを「オンライン上で共有・管理できるサービス」です。 自分のPCにある履歴をGitHubにアップロード(プッシュ)することで、他の人とコードを共有したり、複数人で一つのアプリを作ったりすることが可能になります。

【例えるなら】

  • Git: 自分のノートに書く「下書きと修正の履歴」
  • GitHub: そのノートをみんなで見られるように置く「図書館」や「掲示板」

2. 【準備】GitHubアカウントの作成と初期設定

まずは、GitHubのアカウントを作成しましょう。

  1. 公式サイトへアクセス: GitHub.comにアクセスし、「Sign up」をクリックします。
  2. 情報の入力: メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力します。
    • Tips: ユーザー名はポートフォリオのURL(github.com/ユーザー名)にも使われるため、長く使い続けられるものにしましょう。
  3. 検証と認証: 登録したメールアドレスに届く認証コードを入力します。
  4. 2要素認証(2FA)の設定: 2025年現在、GitHubではセキュリティ強化のため2要素認証が推奨(ほぼ必須)されています。スマートフォンの認証アプリ(Google Authenticatorなど)を準備しておきましょう。

3. ステップ1:リポジトリ(貯蔵庫)を作成する

GitHubでは、プロジェクトごとの管理単位を「リポジトリ」と呼びます。

リポジトリとは

プロジェクトのファイル一式と、その変更履歴を保存しておく「フォルダ」のようなものです。

作成手順

  1. ダッシュボードの左上にある「New」ボタン、または右上の「+」アイコンから「New repository」を選択します。
  2. Repository name: プロジェクト名を入力します(例:my-first-app)。
  3. Public / Private:
    • Public: 全世界に公開(学習用やオープンソース向け)。
    • Private: 自分と招待した人のみ閲覧可能(個人の練習や仕事向け)。
  4. Initialize this repository with:
    • 「Add a README file」にチェックを入れるのがおすすめです。これを作成すると、リポジトリのトップページに説明文を表示できます。
  5. 一番下の「Create repository」をクリックして完了です。

[画像:リポジトリ作成画面の入力項目解説]


4. ステップ2:ファイルを編集して「コミット」する

リポジトリができたら、実際にファイルを変更してみましょう。本来は自分のPC(ローカル)で作業しますが、まずはGitHub上のブラウザ操作で基本の流れを掴みます。

コミットとは

ファイルの変更を「記録」することです。単なる保存ではなく、「いつ、誰が、どんな目的で変更したか」というメッセージ(コミットメッセージ)と共に保存するのがルールです。

操作手順

  1. 作成したリポジトリの「README.md」ファイルを選択し、鉛筆アイコン(Edit)をクリックします。
  2. 内容を適当に書き換えます(例:「GitHubの練習中です」と追記)。
  3. 右上の「Commit changes...」をクリックします。
  4. Commit message: 「READMEを更新」など、変更内容を簡潔に記入します。
  5. 「Commit changes」ボタンを押して確定します。

これで、あなたの変更が履歴として刻まれました。


5. ステップ3:ブランチを作成する

現場の開発では、いきなり本番用のコード(メインの履歴)を書き換えることはしません。 本番用の履歴から「枝分かれ」させた専用の作業スペースを作ります。これを「ブランチ(Branch)」と呼びます。

なぜブランチが必要か

複数の機能を同時に開発しているとき、一つの場所で全員が作業するとコードが混ざって壊れてしまいます。ブランチを分けることで、自分の作業が他の人に影響を与えないようにできます。

操作手順

  1. リポジトリ画面の左上にある「main」というボタンをクリックします。
  2. 検索窓に新しいブランチ名を入力します(例:add-introduction)。
  3. 「Create branch: add-introduction from main」をクリックします。

これで、main(本番用)とは別の、add-introductionという作業部屋ができました。


6. ステップ4:Pull Request(プルリク)を送る

GitHubで最も重要な機能が、この「Pull Request(プルリクエスト)」、通称「プルリク」です。

Pull Requestとは

「自分の作ったブランチの変更を、本番用(main)に取り込んでください!」と依頼することです。 この依頼を通じて、他のメンバーにコードをチェック(レビュー)してもらったり、議論したりします。

操作手順

  1. 先ほど作った新しいブランチ(add-introduction)で、ファイルを編集してコミットします。
  2. リポジトリのトップに戻ると「Compare & pull request」という黄色いバーが表示されるので、それをクリックします。
  3. Title: 何をした変更か一目でわかるタイトルを付けます。
  4. Description: 変更の理由や、確認してほしいポイントを書きます。
  5. 「Create pull request」をクリックします。

[画像:Pull Requestの作成画面とレビュー欄の解説]


7. ステップ5:マージ(統合)する

プルリクエストが承認されたら、最後に変更をmainブランチに合流させます。これを「マージ(Merge)」と呼びます。

操作手順

  1. プルリクエスト画面の下部にある「Merge pull request」をクリックします。
  2. 「Confirm merge」をクリックします。
  3. 「Purple(紫)」のアイコンに変われば成功です。

これで、あなたの変更が正式にプロジェクトのメイン履歴に統合されました。不要になった作業用ブランチは「Delete branch」で削除して整理しましょう。


8. 初心者がハマりやすい「よくある失敗」と対策

GitHubを使い始めると、必ずと言っていいほど遭遇するトラブルがあります。事前に対策を知っておきましょう。

① コミットメッセージが適当すぎる

「修正」「あ」「test」といったメッセージは避けましょう。数ヶ月後の自分やチームメンバーが困ります。

  • 良い例: [Add] ログイン画面のデザイン修正
  • 悪い例: update

② 大切なパスワードをアップロードしてしまう

APIキーやデータベースのパスワードをGitHub(特にPublicリポジトリ)にプッシュするのは非常に危険です。

  • 対策: 2025年現在、GitHubはセキュリティスキャン機能で警告を出してくれますが、基本は.gitignoreファイルを使って、公開したくないファイルを指定する習慣をつけましょう。

③ コンフリクト(衝突)が発生する

同じファイルの同じ行を、自分と他の人が同時に書き換えてマージしようとすると「Conflict」が発生します。

  • 対策: 怖がる必要はありません。GitHub上で「どちらの変更を優先するか」を選択する画面が出るので、落ち着いて修正しましょう。

9. 2025年版:AIとGitHubを組み合わせた最新の学び方

現在、GitHubの使い方はAIの登場で大きく変わりつつあります。

  • GitHub Copilotの活用: コードを書いている最中に、AIが次のコードを提案してくれます。
  • Pull Requestの要約: AIが変更内容を自動で要約してくれる機能が登場しており、レビューの負担が減っています。
  • AIにエラーを聞く: GitHubでエラーが出た際、そのメッセージをコピーしてChatGPTやClaudeなどのAIに貼り付けると、具体的な解消手順を教えてくれます。

「コマンドがわからない」「エラーが解決できない」と一人で悩む時間はもう不要です。AIを「自分専用のメンター」として使い倒しましょう。


10. まとめ:GitHubを「触りながら」覚えよう

GitHubの基本フローをもう一度おさらいしましょう。

  1. Repository: プロジェクトの箱を作る
  2. Branch: 作業用の枝を作る
  3. Commit: 変更を記録する
  4. Pull Request: 変更の取り込みを依頼する
  5. Merge: 変更を合流させる

この一連の流れは、言葉で読むよりも、実際に手を動かして3回繰り返す方が圧倒的に身につきます。

次のステップへのガイド

「ブラウザ上の操作はわかったけれど、自分のPCからコマンド(ターミナル)を使って操作するのは難しそう……」 そう感じた方は、まずは環境構築不要で学べるステップから始めるのが正解です。

プログラミング学習サービス「チョットデキル」では、GitHubの基本操作をブラウザ上で、AIのサポートを受けながら実践できるコースを用意しています。

  • 環境構築なし: 挫折ポイントである「Gitのインストール」を飛ばして、すぐに練習開始。
  • AIリアルタイムヒント: 「次は何をすればいい?」と迷った時、AIがあなたのコードを見てアドバイス。
  • 1レッスン10分: 忙しい社会人でも、通勤時間や休憩時間にGitHubのフローが身につく。

「GitHubを使いこなして、エンジニアとしての第一歩を踏み出したい」という方は、ぜひ「チョットデキル」のGitHub入門コースを覗いてみてください。

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まずは手を動かすこと。その小さな一歩が、大きなスキルアップに繋がります。

初回セットアップから初 PR までの 30 分

ゼロから初めて PR を出すまでの最短手順。

ターミナル

# 1. アカウント作成 (githubcom) # 2. GitHub CLI インストール (推奨) brew install gh gh auth login # 3. 新規リポジトリ作成 gh repo create my-first-app --public --clone cd my-first-app # 4. README.md を作成 echo "# My First App" > README.md git add README.md git commit -m "docs: 初期 README を追加" git push -u origin main # 5. ブランチ作成 git checkout -b feature/add-greeting echo "console.log('Hello GitHub!');" > app.js git add app.js git commit -m "feat: 挨拶機能を追加" git push -u origin feature/add-greeting # 6. PR 作成 gh pr create --title "feat: 挨拶機能を追加" --body "console.log を追加しました" # 7. マージ gh pr merge --merge

GitHub CLI を使うと、ブラウザを開かず全てターミナルで完結します。

ポートフォリオ用に整えるべき 5 つの要素

採用担当が GitHub を見たとき、印象が変わるポイントです。

1. プロフィール README username/username リポジトリの README が自分のプロフィールページに表示されます。自己紹介、スキル、リンクを整える。

2. 公開リポジトリ 3-5 個 メインの作品 1 つ + 学習中の試作 2-3 個。雑な試作はアーカイブする。

3. 各リポの README プロジェクト概要、起動手順、技術スタック、デモ URL。READMEはエンジニアの「店構え」。

4. ライセンス MIT / Apache 2.0 など。OSS としての姿勢を見せる。

5. 草の継続 完璧ではなく継続が大事。学習ログでも構わないので、月 10-15 日はコミットしておきたい。

詳しくは ポートフォリオの作り方 を参照してください。

ハンズオン Step-by-Step

GitHub アカウントを作成済み・Git インストール済みの状態で、最初のリポジトリを作って push するまでを試します。

Step 1. GitHub 上で空のリポジトリを作成

https://github.com/new から my-first-repo を作成します。README や .gitignore のチェックは外しておきます。

Step 2. ローカルでリポジトリを初期化

ローカルにフォルダを作って Git で初期化、README を作って 1 つコミットします。

ターミナル

mkdir my-first-repo cd my-first-repo git init echo "# my first repo" > README.md git add README.md git commit -m "first commit"

Step 3. リモートを登録

GitHub で作成したリポジトリ URL を origin として登録します。<USER> は自分の GitHub ユーザー名に置き換えてください。

ターミナル

git remote add origin https://github.com/<USER>/my-first-repo.git

Step 4. push して公開

初回は -u を付けて push します。次回からは git push だけで OK です。

ターミナル

git branch -M main git push -u origin main

Step 5. ブラウザで確認

GitHub のリポジトリページを再読み込みすると、README が表示されているはずです。これで「ローカル → GitHub」のフローが繋がりました。

次は Issue / Pull Request を作って 1 人プルリク運用を体験すると、チーム開発の感覚がつかめます。

関連リソース

よくある質問

Q. GitHub は無料で使えますか

A. 個人利用は完全無料です。Private リポジトリも無制限。GitHub Pro / Team / Enterprise の有料プランは大規模 / 高度機能向けで、個人なら Free で十分です。

Q. Pull Request (PR) とは何ですか

A. 自分の変更を main ブランチに取り込んでもらうための「お願い」機能。コードレビューと議論の場としても使われます。OSS への貢献は基本的に PR ベースです。

Q. Issue は何に使いますか

A. バグ報告、機能要望、議論、タスク管理など何でも。Issue で議論 → PR で実装、の流れが OSS の標準です。

Q. GitHub Actions とは

A. CI / CD (継続的インテグレーション / デリバリ) を無料で動かせる仕組み。テスト自動実行、デプロイ、定期実行など、ワークフローを yaml で記述します。

Q. GitHub Pages で何ができますか

A. 静的サイトを無料でホスティングできます。ポートフォリオサイト、技術ブログ、ドキュメントなどに最適。username.github.io で公開可能。

Q. GitHub Copilot は使うべきですか

A. 学習中は使わない方が地力が付きます。基礎ができた後、業務効率化として導入するのが王道。月 10 ドル程度で生産性が大きく変わります。詳しくは AI 時代に必要なプログラミングスキル も参照してください。

次に読むべきリソース

出典・参考リンク

本記事の主張・数値・仕様に関する根拠は、以下の一次情報・公式ドキュメントを参照しています。リンク先の更新により内容が変わる場合があるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。

この記事について

  • 監修: 生田 陸人 (LuaGate エンジニア / 大手 IT 企業現役エンジニア)
  • 公開: 2026-05-28
  • 最終更新: 2026-05-28
  • カテゴリ: 開発ツール
  • 検証環境: GitHub Web UI (2026-05 時点) / Git 2.44
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